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ECOすぎるりっく [日記]

りっくブランドのマニアックサイト


しーちゃん。

あの日から改めて手紙を書くのは初めてですね。
ブログなので手紙とは少し違うけど、あなたに宛てて手紙を書きます。

まずりっくんの事。

今日りっくんはスイミングの体験教室に行きました。
スイミングに行きたいとりっくんが言い、
何でもさせてやりたいとじーさんが申し込みました。

私は動画で見たけど
りっくん、くるぶしまでの水遊びではなく、ちゃんと肩まであるプールで、ゴーグルも無しに頭の先まで潜ったり、先生に手を引かれ顔をつけてスイッと泳いでたよ。
りっくんが水がダメで、頭も洗えずいつも臭い事気にしてたよね。
前日もグランピングにみんなで行って、りっくんをプールに連れて行きたいって言ってたよね。
この動画をまず1番にあなたに見せたかった。

それとね、りっくんね、卵の入っている加工品随分食べてるよ。
ロールパンとかお菓子とか。
冷凍コロッケも食べたよ。
あまり神経質にならずに済んでるよ。
何でもかんでも裏の成分表を確認する事もあまりなくなったよ。

しーちゃん。
あと一年待てば、少なくともりっくんの大変だった事がクリアになってたんだよ。

私達の近くに住むと言う事が実現してれば、ゆうとの事も何か変わっていたかも知れないんだよ。
鬱の中の育児のイライラも軽くなってたかも知れないよ。
半人前の私だけど、子供を2人育てている先輩なんだよ?
りっくんひとり一緒に育てて行くことくらい朝飯前だったんだよ。

しーちゃんは近くに住む事に少し前向きになってくれていたんだよね?
ゆうが何となく渋っていたんだよね?
そこも私や娘に任せてくれたら良かったんだよ。

何もかもあと一年。
あと一年待って欲しかったよ。

うつ病は、このままの状態が永遠に続くと思ってしまうよね。
そんな時に大きな変化は良くないと思いすぎてた私が悪いね。

りっくんの大きな成長を見て欲しかった。
「わー!すごいねりっくん!」
りっくんを抱きしめてあげて欲しかった。

そして何より…
私があなたを抱きしめたいです。
「大丈夫なんだよ。」
と…。





りっくでおしゃれに演出


皮肉な事に彼女が鬱病を発症してから顔を合わす事が多くなった。

しかしそれは私が彼女を支えるためでもなく、彼女が私を頼るためでもなく、りっくんの送迎で嫌でも彼女は顔を出さないといけなくなったからだ。

元々彼女は普段からマスクを着用していた。
鬱病を発症して以来マスクの下に隠れている表情を憶測するまでもなく目の力がなくなってたいた。

りっくんの送迎をし始めたある日、りっくんが
「ママに電話したい!」と帰りの車で言った。
Bluetoothでケータイが繋がっていたので、りっくんと彼女の会話は私達にも聞こえた。
晩御飯を食べさせてから家に送る事を伝えた後りっくんが「ママー!」と言った。
彼女は不安定な低い声で
りっくん、ママと離れて寂しくないの?」
と言った。
りっくんが
「寂しくないー」と答えると彼女は
りっくん、薄情やね」
りっくんは『薄情』と言う言葉がわからず「え?」と言った。
彼女は繰り返し「りっくんは薄情やね。」と言った。
私達は言葉に詰まった。
彼女に対しても、良くないであろう言葉を投げかけられたくらいは分かるりっくんに対しても、なんとフォローすればいいのかわからず、言葉が出なかった。

その頃からりっくんは家に近づくと恐怖に似た声で
「おうち帰りたくないー」と泣き叫んだ。
別れるのに30分も1時間もかかり、それでも突き放すように家に押し込む形のバイバイだった。
毎週毎週こんな別れ際で私達も心が痛み、そんなに泣かれる彼女の気持ちも心配だった。

ある日の事、別れ際
「電話でお話ししながらバイバイしようね。」と何とかりっくんを家に置いて私達は車を走らせ、すぐに彼女の携帯に電話をし、りっくんと話しながら帰ろうとした。
「ばぁちゃんに抱っこして欲しいー」と泣き続けるりっくん。
背後に彼女の気配がない。
なだめながら彼女の気配を探ったがわからない。
帰るに帰れず、家の周りを走っていると突然聞き覚えのない男性の声で
「もしもし、この子1人で線路辺りを歩いていて、危ないから私が今見ているんですが」と。
心臓が一瞬止まりそうになった。
どこで保護して頂いているのか聞き、すぐに向かった。
郵便配達員さんだった。
手前からりっくんが1人で歩いているのを見つけ、心配でしばらく後を追ってくれていたらしく、線路付近に来たので危ないと保護に至ったそうだ。
私達は頭を下げお礼を何度も言っていると向こうから彼女がりっくんの靴を持ってふらふら歩いて来た。
慌てる様子もなく、本当にふわっとやって来た。
りっくんと彼女を車に乗せ少し話を聞いた。
彼女いわく、息子が東京に行っている間も家を脱走し探しても見つからず家に戻りしばらくすると、近所の小学生が見つけてくれて家まで連れて来てくれたとか、今回だけではなくもう何度も同じような事を繰り返していたらしい。
だから彼女はりっくんの脱走に関して無頓着になっていたのか?と思ったが、近くに線路があるので
「危ないからりっくんが泣き叫んでも脱走防止の内鍵はした方がいい。」と私は彼女に言った。
彼女は少し焦点の合わない目で
「はい…。」と言った。
私は
「これはりっくんの命に関わる事で、万が一の事があればしーちゃんが一番傷付く事やから。」と言った。

彼女の目を見れば、彼女は自分自身の命を保つ事で精一杯だった筈なのに、私は無神経にもっともらしい事を彼女に言った。

毎回彼女の目と張りのない声を聞いて、ちょっとまずいなと思っていたのに、りっくんが「おうちに入って!」と言うりっくんの要望を聞いて、少し家で遊んだ後彼女と話す機会もあり、彼女が鬱病と闘う術もなく彷徨うように日々を過ごしていたのに、私は自分自身の鬱の時の話をしたり、今自分は躁転していてそれはそれで辛いとか、そんな話しをしてしまった。
それは彼女の心を無視するとか軽視しているとかそんな事ではなく、『鬱病』は必ず浮上する時が来ると言いたかったし言った。
「泥の中に頭まで沈んでる感じです。」
と言った彼女に、
「それでも必ず必ず浮上する日が来るから。」と言った。
「何とか辛いのは誰よりも分かるから、沈んだままで無理しなくていいから、踏ん張って。」と言った。

もっと違う言葉があったはずだ。
私の伝え方は間違っていた。
彼女の心の隣に寄り添うべきだったのだ…と笑顔の彼女の写真を見るたび深く後悔する…。

そして、彼女の自傷行為が始まる事になる。

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